新人弁護士が、実際に当事務所に入所してからのサポート体制について説明します。


 

1 ОJTの教育~共同受任からスタート~

当事務所は、ОJTの教育を大切にしています。
1年目は、指導担当弁護士と一緒に、共同で法律相談や案件対応を行います。

法律相談については、入所から概ね半年くらいは、主に指導担当弁護士の法律相談に同席して、指導担当弁護士が行う法律相談を、見て、聞いて、自分なりに考えて、まずは勝手を掴んでいってもらうことになります。
法律相談の後には、適宜、質疑応答を行っています。
その中で、徐々に、比較的定型的な法律相談から、指導担当弁護士が促す形で、新人弁護士自ら、相談者と話をする機会を持ち、さらには、メインで話をしていってもらいます。
そして、入所から半年以降は、相談内容によっては、単独で法律相談を行うことも経験していきます。
指導担当弁護士や先輩の勤務弁護士の様々な法律相談に一緒に入って、いい所をどんどん吸収していってもらえればと考えております。

案件対応についても、入所から概ね半年くらいは、指導担当弁護士と共同受任して、依頼者対応、相手方対応、書面作成などのノウハウを習得します。
それから、平均的には1年目の後半くらいには、なるべく負担の小さい事件から、単独で案件を担当することも経験していきます。
案件対応は、特定の分野に偏ることのないように担当していただきます。
また、1年目は、単独で担当する案件についても、指導担当弁護士が、起案のチェックや随時の報告を受けたりするなどの関与をします。

このようにして、1年目は、様々な分野について、指導担当弁護士と一緒に、共同で法律相談や案件対応を行う中で、弁護士の仕事の流れを学び、そして、単独受任のためのスキルを習得します。

2 単独受任へ

平均的には2年目の後半以降は、様々な分野について、単独での法律相談、案件対応へステップアップしています。

ここで、事務所の体制として大事なことの1つとして、当事務所では、ある程度単独で案件対応をするようになってからでも、弁護士同士でいつでも相談・協議できる体制にしています。
専門性をもって仕事をする中でも、1人で抱え込んで悩んだり、行き詰まったりすることがないように、事務所全体で支え合うようにしています。
先輩・後輩関係なく、同じ弁護士として、不安なこと、確認したいことなどを、相談したり、協議したりしています。

3 外部研修~専門性を高める機会を提供~

弁護士になる以上は、ある分野で専門性を高めて第一線で活躍したいという思いを持つ方も当然いると思います。
登録したての時期に、弁護士会の新人研修などがありますが、その他に、様々な任意参加の研修や勉強会の案内が来ます。
当事務所では、こうした研修や勉強会への参加は自由ですし、推奨しています。
興味がある分野に遠慮せずにどんどん参加してもらえればと考えています。

また、事務所から、特定の研修や勉強会への参加を指示するということもあります。
例えば、交通事故の後遺障害についての医学的知識も学べる専門的な研修であるとか、離婚や相続について第一線で活躍している先生の考え方やノウハウが学べる研修など様々なものがあります。
このような研修は、主に東京で行われていますが、1年目から、そのような研修に積極的に参加することで、日々の業務に非常に役立ちますし、専門性を高める勉強になります。

当事務所として、研修や勉強会への参加を推奨・指示することで、弁護士としての全体的な知識・技術を学びつつ、ほかの弁護士から一歩も二歩も前に出てもらい、さらには、各弁護士がやりたいと思った特定の分野の専門性を研鑽して第一線で活躍してもらいたい、という思いから、弁護士の成長をサポートしています。

4 所内のノウハウ共有~外部研修の共有や最新の判例・事例研究など~

外部での研修や勉強会で学んだことを、事務所内で共有する機会も、その都度設けています。
また、弁護士同士での相談・協議の機会を持って、案件の問題点の議論などを行って、事務所内でも一緒に切磋琢磨していける体制にしています。
なお、年に1回、事務スタッフも含め、事務所全体で会議を行い、業務改善のための協議やノウハウの共有を行っています。

5 定期面談、フィードバック面談

毎月1回、1対1で30分程度面談します。
また、半年に1回、フィードバック面談を行っています。
この面談を通して、ステップアップしていくことをサポートしています。

(弁護士・山口龍介)

八戸シティ法律事務所の弁護士が書いたコラムです。
ぜひご覧ください。

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8 2021.6.7 新人弁護士へのサポート体制について(弁護士・山口龍介)