1 入所前研修

入所前に、2回に分けて、先輩スタッフが講師となって、来客対応と電話対応について、基本の説明と実務練習の研修を行います。
実務練習では、先輩スタッフ・弁護士がお客さん役となって、来客対応と電話対応の流れを一通りやってみます。
来客対応も、電話対応も、特に高校新卒の方は、全く経験が無い方がほとんどですので、不安を少しでも取り除いて入所してもらいたいと思い、実施しています。
今年の新卒者2名は、1回目の研修のあと、家でしっかりと予習・復習・練習をしてきたようで、2回目の研修で電話対応の実務練習をした時は、見違えるほど格段に良くなっていて驚きました。

また、入所前のガイダンスとして、弁護士から、守秘義務や個人情報保護について説明します。

なお、例年では、新卒者の方には、入所前の3月に、外部の新入社員向けのビジネスマナー研修に参加してもらっていますが、2021年は新型コロナウィルスの影響により開催されず、参加できませんでした。

2 入所後研修

入所後のガイダンスとして、事務所内の基本ルール、法律事務所のスタッフとして働く上で注意しなければいけないことなどの案内・説明を行います。
また、採用選考の際に受けてもらったSPI(適性検査)について、今後の仕事に生かしてもらうためのフィードバックを行います。

その後、実際の業務についての実務研修に入っていきます。
この実務研修では、事件類型(交通事故、離婚、慰謝料、相続など)毎の案件対応の流れと、スタッフに期待される役割(書面作成、依頼者対応)、弁護士がどのようなことを考えて仕事をしているのかを伝えています。
弁護士がどのようなことを考えて仕事をしているのかを解説するのは、弁護士の考えを理解すると、弁護士からの指示の意味が理解しやすいからです。
また、弁護士の考えを理解することで、依頼者のために協働して業務に取り組むという気持ちを持ちやすくなるからです。

実務研修は、マニュアル、過去事件記録を使って、少しずつ、継続的に勉強していきます。
最初は分からないことがほとんどだと思いますが、まずは、記録を読み、解説を聞くことで、書類や法律用語などについて、目と耳で慣れて行ってもらうことが大切だと考えて、行っています。

実務研修の後半では、業務改善のワークを行います。
入所してから4か月ほど経ち、一通りの業務に触れた段階で、こちらから提示したテーマに対して、発表してもらい、一緒に検討してもらいます。
そこで検討した結果、これは良いという改善提案事項は、実際に業務に取り入れたり、反映したりします。
これは、業務改善というテーマのもとで、検討・提案・実行という、どんな仕事にも共通する姿勢を養ってもらうことを目的として行っています。
また、「より良いリーガルサービスを提供する」という意識をもって仕事をしてもらいたいと思い、行っています。

参考までに、2021年の新人研修カリキュラム・スケジュールの一覧表はこちら

3 OJTの教育~先輩スタッフと一緒にスタート~

日々の業務では、新人や未経験者の方には、体験しながら仕事を覚えてもらう、先輩スタッフが実際の仕事を通じて教え、知識・技術などを身に付けて覚えてもらうという、OJTの教育を行っています。
先輩スタッフがマンツーマンで付いて、言葉だけでなく、実際に使っている書類やデータを見せながら、1から丁寧に指導しています。
最初は誰もが初めてのため、1つ1つ、見ながら、聞きながら、やりながら覚えていきます。
そうしていきながら、仕事を単独で任せてもらえるようにステップアップしていってもらうという感じです。

(弁護士・山口龍介)

当事務所の弁護士が書いたコラムです。
ぜひご覧ください。

No 年月日 コラム
1 2021.4.2 2020年オータムクラーク(弁護士・下山慧)
2 2021.4.13 生産性向上とワークライフバランス(弁護士・下山慧)
3 2021.4.20 「弁護士は食えない」は本当か?(弁護士・木村哲也)
4 2021.4.27 弁護士になることをお勧めする理由(弁護士・畠山賢次)
5 2021.5.10 当事務所の弁護士の採用基準について(弁護士・山口龍介)
6 2021.5.19 事務所理念について(弁護士・木村哲也)
7 2021.5.26 地方都市で弁護士として働く魅力(弁護士・畠山賢次)
8 2021.6.7 新人弁護士へのサポート体制について(弁護士・山口龍介)
9 2021.12.17 スタッフの新人研修制度について(弁護士・山口龍介)
10 2022.2.17 青森市に「青森シティ法律事務所」を開設しました。(弁護士・木村哲也)
11 2022.3.9 2023年大学新卒者のスタッフ採用について、事務所訪問会を開催します。(弁護士・山口龍介)
12 2022.3.31 スタッフ採用への応募をご検討中の方へ、「私たちが大切にしていること(当法人のパーパス・ビジョン・ミッション)」をお伝えいたします。(弁護士・山口龍介)